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今日から始めるペットの終活 第10回 ペットロスを防ぐために

自分を責めないで

ある若いご夫婦のお話です。引っ越しの最中、奥さんがちょっと目を離した隙に愛犬が道に飛び出し、車にぶつかって亡くなってしまいました。もうすぐ1歳の誕生日だったそうです。

車の運転者から「あんたが目を離したのが悪い」と詰め寄られたこともあり、奥さんは「私のせいだ」とひたすら自分を責めました。私どもの施設で葬儀を行っている間もずっと泣きじゃくっていました。火葬炉の前で最後のお別れをした直後、過呼吸になってしまわれ、収骨までの小一時間、私はソファで休む奥さんを見守ることしかできませんでした。しかし、このままだと、深いペットロス症候群に陥ると直感し、一緒に来られていたご家族に「奥さんの気持ちははかりしれませんが、もしよかったら帰りにペットショップに寄られてはどうですか」と提案しました。

別れを受け入れる心構え

わが子のようにかわいがっていたペットが亡くなれば、誰もが深い悲しみと寂しさに襲われます。ましてや、自分に過失があったと思い込んでしまうと、後悔と呵責にさいなまれ、容易に立ち直れなくなってしまいます。

年老いた愛猫を病気で喪ったある女性は、「早く病院に連れていってあげればよかった。気づくのが遅れたばっかりに…」としきりに悔やんでおられました。

別の女性は、愛犬の病気に気づいて病院に連れていったところ、「すぐに入院を」と言われ、後ろ髪を引かれながら預けて帰宅しました。しかし、その晩に容態が急変。看取ることができませんでした。葬儀の際、「やっぱり連れ帰るべきだった。帰り際に『置いていかないで』と必死に訴えていた。どんなに寂しかったことか」と泣き崩れたのでした。彼女たちもペットロスの入り口に立っているといえるでしょう。

今、ペットを飼っていらっしゃる方も、どんな別れ方をしようと、「天国へ旅立ったんだ」とわが子の死を素直に受け入れる心構えをしておいていただきたいと願います。いつまでもめそめそしていたら、亡くなった子も心配でなかなか成仏できないと思いませんか。

新しい出会いが特効薬

交通事故で愛犬を亡くした先の若いご夫婦は、帰りに立ち寄ったペットショップで新しい出会いがあり、悲しみから立ち直るきっかけになりました。近々子犬が生まれることを知ったのです。愛犬の四十九日の日、誕生の連絡を受けて会いに行くと、亡くなった子に驚くほどそっくり。「帰ってきてくれた」。奥さんはそう思ったそうです。

以前にも触れましたが、新しいペットを飼うことこそ、ペットロスの特効薬だと確信しています。不謹慎に思われるかもしれません。でも、新しい子はきっと心の元気を回復させてくれるはずです。

どうしてもその気になれないなら、心行くまでお墓や納骨堂をお参りし、亡き子と対話を重ねてください。精いっぱい供養してあげることも、心を浄化し、悲しみを癒やしてくれます。

精神科医ではありませんので偉そうなことは言えませんが、何千組ものご遺族に寄り添ってきた「おくりびと」としてのささやかなアドバイスです。

大切なペットの納骨をお考えのご家族様へ

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ピースリーは、大切なペットのお骨を緑豊かな敷地で、明るく温かな陽の光が注ぐ、清らかな空気にあふれた土地へ手厚く納骨するお仕事をさせていただいております。お骨の置き場に困っている、近くにペット霊園がない、お庭がない、親族のペットのお骨があるなど、様々な方にご利用頂いています。